2014/08/31

南仏の旅(1)

宿泊した施設の入り口

いつか綴りたいと思っていた「南仏の旅シリーズ」です。2011年春、セドナを旅した後、陽のエネルギーがかなり注入できたのか、とーっても元気になった私は、いくつかの理由があって、その年の夏、フランスへ行くことにしました。その時、南仏を11日間ほどかけて周りました。少し前から、クリスタルヒーリングに興味を持っており、そしてこの頃、クリスタルを海外から持ち帰る仕事をしてみようかな?という気持ちが少しずつ成長し始めていました。トータル約6週間程を過ごしたこのフランスでの時間も現在の自分へ導く旅だったなぁと感じています。

一度始めると長くなる...と思い、なかなかスタートできなかったのですが、このたび綴らせてもらうことにしました。これから旅される方の参考にもなれば嬉しく思います。どうぞおつき合いください♪。


この地方に、ある目的があって、その目的の場所から近いところにアパート型宿泊施設を見つけ、そちらに滞在しました。私が旅行した7月第一週目は、フランス人のバカンスの時期には少し早かったようで、フランス人よりもベルギー人の旅行者が大半でした。朝早起きをして、うっすらと”朝もや”のかかる敷地内を初日にウロウロと散歩した時の写真です。






初日、近くの村でマルシェが出ているので今日行ってくるといいよ♪とアドバイスをもらい、そうすることにしました。がっ!遠かった...。おそらく片道45分くらいは歩いたと思う...暑かった...。

道の脇には、日本の道祖神やお地蔵さんのように、何カ所かこのようなもの↓が立っていて、中にはマリア様の姿が。どこの国にも祈りの場が道の脇にもある。


そして、ところどころに「巡礼の旅」をしている人のために、”ホタテの印”を見かけました。私が往復した時には、巡礼の旅をしている雰囲気の人は見かけませんでした。いえ、歩いている人は全然見かけなかった...。

”ホタテ印”は、
スペインへの巡礼の道の印
(『Le chemin de Saint Jacques』
サンジャックの道)



昔使われていたと思われる洗濯場も見かけられた川を越えると、小さな小さな村に出ました。



↑ これは鳥小屋です。
後に何かで読んだのですが、大きな鳥小屋を持つことは
昔、ステータスシンボルだったようです。

私たちがイメージする”南仏の絵”がいろんなところに見かけられる可愛い村でした。可愛い窓、可愛い番地のサインなどを見かけ、日時計がある家がたくさんありました。







出店していたのは、オリーブ、ナッツ、スナック、スパイス、オイリーオイル、はちみつ等を販売する下の写真のおじさん(このおじさんだけが少し英語がわかった)、チーズを売るちょっと無表情だったお姉さん(しかし丁寧に説明してくれ、写真を撮らせてもらったらとても優しい笑顔をしてくれた)、そして、八百屋のおじさんの3人でした。

左の女性(オデットさんだっと思う...)
日本での大震災に心を痛めた、と
何回も何回も励ましの言葉をくださいました。





こんな小さな村で、”JAPONAIS”というスナックを見つけ↑、ビックリ。海外では、たまに、”これ、Japanese??”と思うものがあったりするけれど、このスナックは確かに”Japanese”だった。買わなかったけど。

八百屋でいくつか野菜を買ったら、「un cadeau!」と言ってトマトをくれました。←この時、八百屋のおじさんがスナック売りのおじさんに”cadeauって英語で何だっけ??”と大きな声で聞いてました。スナック売りのおじさんは思い出そうと必死な顔で考えていたが、”あ〜!プレゼント、プレゼント!”とその単語を思い出し、とても満足気な顔をしていました。なかなか見かけないであろうアジアからのこの訪問者をとても温かくもてなしてくれました。心が温かくなるとてもいい思い出です。

八百屋さんの看板も何だか
”オシャレ”に感じてしまいます...

フランスに来ているので、パテを食べておこう!と思い、肉屋に入りました。”写真を撮ってもいいですか?”と尋ねると、”写真だってさ〜。日本で有名になってしまうなぁ〜”と愉快なおじさんたちでした。



日本では、”セミ”はどこででも見かけるもの(だと思うが?)だが、フランスではこの南仏にしか生息していないらしい本日のトリビア☆セミは緯度が高いところには生息しない。”セミグッズ”は南仏の代表的なお土産のひとつのようで、よく見かけました。そして、玄関にセミを飾っているお家もよく見かけました。(左側の写真の水色の扉の上にも2匹のセミがいます。)




今日、購入してきたもの。滞在中食べるものと、お土産と。下の右側の写真の左側にある丸いケースに入っているのは、パウダー状のチーズにハーブ数種ミックスされたもので、食べるのをとーっても楽しみにしていましたが、後にかばんの中でフタが外れてかばんの中が大変なことに....。ニオイもすごかった。食べたら美味しかったのだろうけど..。悲しかったなー。思い出してしまった....




2 件のコメント:

  1. 朝もやの後のこの青空すごい!
    あーこれはホタテ貝の模様たったのか。お花だと思ってた。どなたかからのお土産のラッピングについていた。気に入ってずっと持っていたなぁ。
    大きな鳥小屋。何鳥がいるのかな?
    タイル可愛いよねー。
    すべてが暖かい絵のようです。夢のようですね。しかし、初めての所で、一人で歩いて、よく目的地にたどり着き、そして戻って来られますね。それが不思議。おまけに英語もあまり通じない土地。うらやましい!

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    1. yachiyoさん

      フランスの壁紙も包装紙もとても可愛いものがたくさんありますよね〜。ずっと持っておく気持ち分かります♪。

      一人旅だと現地の人との触れ合いが増えるのでその土地の人のことがよりわかる楽しさがあるように思います♪。皆さん、とても温かく、言葉がわからなくてもどうにかなるんですよね。”度胸”で乗り切ります!

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