2013/07/18

どうするの?私?

気持ちが固まらないまま始まった今回の旅...

『このフライトに搭乗しなければ、
ショーには間に合わない!』

そのフライトが15時間前に近づいているにもかかわらず
行こうか、行かないでおこうかと
私のココロが揺れる。

『いったい自分はどうしたいのか分からない!』

行くべき旅なのか、行かなくてもいい旅なのか...
行きたいのか、行きたくないのか...

繰り返し考えるけれど、答えが見つからない。
いつもなら心に響くものがストンと
中心に落ちてきて、行動ができるのに...
なぜか今回はそういう調子ではない。

私が高い次元と繋がって、
自分の行動を選ぶことができていないのか?
”行動しないこと”は、低い次元に停滞している私なのか?
そんなことも考えたりする。

『どうしたのかな。』

それでも、私の”無意識の領域”のどこかで
私自身を”その地へ”旅立たせようとしているのか...
航空券の手配もまだしていないというのに
荷造りだけを始めている。

『私はいったいどうしたいのだろう...』

梅雨でジメジメする湿度の中、
汗をかきながら、
やはり何度も何度も繰り返し
自分に問いかけるが、
やっぱりさっぱり...分からない...。

『どうしよう...』

そんなことを何時間も繰り返している自分に
嫌気が差したのか..

ある瞬間こんなことを考え始めた。

『人間は”思考する”時に、
その脳の10%も満たない部分しか
使っていないというから、
私がこの頭で何度考えてみてもきっと答えは出ないものなんだ。』

『そうであるならば、
私のその”無意識の領域”が
「行動せよ!」と
私を後押ししているのであれば、
その行動にかけてみてもいいのではないか?
私が必要としているクリスタルが手に入ることには
間違いないのだから。』

『この旅の意味は、
旅の終わりに...
もしくは、ずいぶん時間が経ってから...
きっといつか分かるに違いない。
いや、そんなことは分からなくてもいいものなのかもしれない。』

『そもそも...
人生の選択に”失敗”も”成功”も、
”敗者”も”勝者”もないのである。
人それぞれが選択したこと、受け入れたこと、
それぞれが
その人にとっての幸せのカタチなのだから☆。』

そして私は、
フライトの出発14時間前になって、
やっとインターネットの購入ボタンを押し、
航空券を手配したのでした。

バタバタと乗り込んだ飛行機でパリに到着し、
翌日、パリ東駅からショーの開催される町へ出発。
TGVは時速300km強で
フランスの広大な土地を走り抜けて行きました。

 

TGVからローカル線、そしてバスを乗り継いで
ショーの会場へ。




到着してすぐ、目当ての業者さんのところへ行って
一通り選んだ後、
少し休憩がてら、ブラブラと歩いてみることに。

すると、とても素晴らしい輝きを持つ
2kgはあるであろう大きなアメジストを発見。

『これは持ち返ろう!
きっとこのアメジストの持ち主が私の周りにいるに違いない!』

購入することに決めて、店の人に声をかけると
”今、オーナーがいないからあと30分してから来て”と
店番らしき人が言う。

OK☆

ちょうど私もお腹が空き始めていたので
ランチタイム後にまた訪ねることにしよう、
そう思って、その場を離れる。

ショー会場で食べた”ベジタリアンプレート”
(ベーコン入ってたけど...)

ランチを終えて、
早速、そのお店へ戻ろうとする。

あれ?
こっちだったっけ?

会場を左に右に歩いてみる。

さっきこの通りは見たよね...。

けれども
何度廻っても
どうしてもさっきのお店が見つからない。

マップに印をつけておけば良かった...

それほど大きい会場ではないし、
すぐ見つかると思ったので、
印をつけずにその場を離れてしまった。
少し後悔。

帰りのバスの時間も近づいてきたので、
その日はとうとうあきらめて、会場を後にすることに。

その日の宿の窓からみた夕焼け☆
ひこうき雲と重なって、
鶴が飛んでいるように見えた雲。

あのアメジストは
私が持ち帰るべきものなのであれば、
きっと必ずまた出会えるはず☆
そう強く信じて
その日は眠りについたのでした。

(続く☆)

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